語学を学ぶには語学学校、オンラインのどっちを選ぶ?

現在はドイツに住んで3年半が経ちました。

これまでには3つの異なるドイツの語学学校、2020年2月からlingodaを利用してオンラインでドイツ語を勉強しています。

今回はそれぞれのメリット・デメリットを紹介し、どうやって語学を学ぶか悩んでる人の参考になればと思います。

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現地の語学学校で勉強する

メリット

①本に沿って継続して勉強できる

教科書を最初のページから進めて行くので、1,2,3…と順番に学ぶことができます。

昨日の知識を使って新しい問題を解くので理解も深まります。

分からないことがあれば再度質問して理解を深めたり、良い先生ならわからないことを察知して復習する時間も設ける事もあります。

②短期間で新しい知識が増える

順調に進めば2~3カ月で次のレベルにステップアップできます。

ドイツ語ならA1→A2 へとレベルアップといったところ。

1日9時から12時半までの3時間半を20日間行えば483.5時間勉強することができます。

短期集中で語学力向上が望めます。

デメリット

①お金がかかる

1ヵ月450€(約5万くらい)の語学学校に行った時もありました。

フランクフルトでは1ヵ月280€という学校もあります。

学校の受講料はピンキリ。学校によっては会話重視で授業を進めるところや、文法重視で授業を行うところもあり値段は大きく関係しないと思います。

何件か他の学校の体験授業を受けても良いかもしれません。

フランクフルトのinlinguaは会話重視で行われ、新しい文法も会話しながら説明していきます。

今日はこんな新しい文法です!!

というのではなく、

この表現方法に他の言い方はありますか?

こんな表現方法もありますよ。

という感じで新しい文法を学びました。

②拘束時間が長い

朝9時から12時半だと3時間半、学校へ行くまでに20分必要なら4時間強は固定の時間として考えなければなりません。

仕事をしている人なら毎日朝4時間は取れないと思います。

語学学校によっては夜週2回の授業を開催しているところもあるので、語学が必要ならそういったクラスを利用するのもアリ。

しかし、仕事終わりに授業を受ける気力があるかと言われれば難しいかもしれません。

③クラスの雰囲気が授業進行を妨げる

語学学校で大きくストレスを感じる部分。

遅刻して、「今どこのページをやってるの?」と言って授業が止まることは日常茶飯事。

その都度進行が止まり、時間が無駄になります。

授業を受ける人数が多ければ多いほど、そういったことが起こる確率は高くなります。

時には生徒同士が口喧嘩して授業の半分がつぶれるようなこともありました。

以上が語学学校のメリット・デメリットかなと思います。

オンラインラーニングで勉強する

lingodaの場合、パソコンのZOOM機能を利用して先生のパソコン画面を見ながら授業を進めます。

先生はビデオチャットしていますが生徒はビデオチャットで参加してもしなくても良いです。

メリット

①時間の融通が利く

自分の好きな時間を選択できるのが良いです。

仕事終わりの夜にクラスを受講することも可能。

②値段が安い

現地の語学学校と比べて1ヵ月の受講料は安く、値段も魅力的です。

自分に合ったコースも選べて、

僕の場合は3ヵ月450€で45クラス受講を達成すれば50€キャッシュバックで授業を受けています。

③クラスの雰囲気に流されず授業が進む

クラス受講者はそれなりの良識があるのと、自分でクラスを選んでいるので遅刻もしないし自分よがりで授業を進めたりもしません。

語学学校でストレスを感じていた僕はかなり快適です。

④ほとんどが少人数なので発言回数が多い

今まで多くても最大5人。

最大何人まで同時受講可能かはわかりませんが、大人数が嫌な人は直前の人数を見てから受講を決めるということも可能です。

僕は大人数だとあまり発言できないので、少人数で無理やり発言しないといけない環境は助かっています。

⑤先生のレベルも普通

一定水準レベルの先生が担当してくれるので不快に思うことはありません。

昔に通っていた学校は難民の生徒が遅刻するたびにグチグチ言ったり、生徒が問題を解けなかったりすると大きなため息をついたりしました。

そのおかげでその先生の担当日は大多数が欠席するようになりました。

先生の良し悪しは私立の語学学校であれば問題ないと思いますが、こういった経験もしました。

デメリット

①前回の授業の流れに沿って学びにくい

好きな時間にクラスを受講するので、テーマが飛び飛びになります。

もちろん同じテーマを終えるまで受講することも可能ですが、受講時間を重視していると前回と違うテーマになることが多いです。

1,2,3…と順番に学ぶことができる語学学校と比べてデメリットになると思います。

②1つのレベルに達するまで時間がかかる

僕が受講しているlingodaのコースの場合、授業時間は1時間です。

語学学校と比べて受講時間が半分ほどになる代わりに、受講を終えるのは倍以上かかります。

短期集中型ではなく、長期継続型になります。

仕事をしている僕の場合

サッカーのチームで働き、木曜日には1日マッサージ師として仕事をしている僕は学校に行くかオンラインにするかすごく悩みました。

サッカーの仕事は午後からなので木曜日以外は毎朝語学学校に通うことができます。

しかし、学校を1日休むと大きなアドバンテージを感じたことがありました。

今回オンラインでの受講を決めた理由は、

値段と時間をコントロールできるところです。

予習と宿題に追われないことでゆとりができます。

値段に関してはもう少し考えるべきでした。

現在、3ヵ月450€で45クラス受講を達成すれば50€キャッシュバックされる授業を受けていますが次のレベルに行くには49クラス(490時間)受講しないといけません。

語学学校なら1ヵ月の受講料450€(1日3時間半、20日間計算で483.5時間)の通い続ければ翌月には次のレベルへと進めます。

結果的に目的地へたどり着くには同じくらいの値段がかかる事に気づきました。

完全なるリサーチ不足で、週1回休んでも語学学校へ行っても良かったと思っています。

まとめ

語学学校、オンラインラーニングの両方を経験している僕は、早く語学レベルを上げたいなら語学学校へ行く方が良いと思います。

時間はかかりますがオンラインラーニングでも授業内容に差はなく、十分に語学力を上げることは可能です。

あとは優先順位よって決めればよいかと思います。