ドイツに来た当初はフランクフルトから電車で1時間の場所にあるリンブルクという街に住んでいました。
リンブルクで学校を2回変え、フランクフルトで3回目の学校の経験したことを書いていきたいと思います。
私立の語学学校(1回目)
リンブルクにある私立学校で月額400~450€(記憶が薄れています)
受講者人数は20人くらい。僕以外は難民の人や移民の人でした。
とくにシリア系が多く授業中も理解できないことがあれば母国語で話していました。
なぜアラビア語を授業中に聞かないといけないのかとこの状況には毎回うんざりしていました。
先生の教え方は良いほうでした。
日本のような授業の進め方で文法重視で進んでいき理解しやすかったです。
ただ、半数以上いるのアラビア系の生徒に流されることも多く全然授業が進んでないと思うこともありました。
初めてドイツ語を学ぶこともあって、はじめのうちは苦戦しまたのを覚えています。
時間とともに理解できるようになり、インターネットで書かれているような意地悪な先生もいませんでした。
この学校では約半年間で初級レベルのA1~B1まで勉強しました。
公立の語学学校(2回目)
リンブルクにある公立の学校(volkshochschule)で月額200~250€でした。
魅力的なことは安いこと。
受講者人数は15人前後。ここでも難民、移民系の人は多かったです。
この学校ではレベルB1からのスタートでした。
前の学校よりもドイツ語を話せる人が多く、授業も止まることもなくスムーズに進んでいきました。
2人の先生の交互の授業で、問題は先生でした。
クロアチア出身の先生は丁寧に説明もするし、生徒への接し方もよかったです。
問題はドイツ人の先生。
こんなこともわからないの?とあからさまに態度に出していました。
お気に入りの生徒、そうでない生徒の対応はぜんぜん違いました。
生徒が遅れてこようものなら、
あなたたちはドイツ人が払っている税金で勉強してるのよ
と授業に遅れていない生徒に言うのです。
ドイツ人の立場から難民、移民の人達に何か不満をもっているように見えました。
状況は理解できますがドイツ語を教える立場としては….
この先生の時は明らかにクラスの雰囲気も悪くなり、欠席者も続出で人気も最悪。
毎日行ってた僕としては順番が早く回ってくるので嫌な時間でした。
一時帰国も決まっていたのでここでは2カ月間のみ、B1コース受講終了まで在学しました。
私立の語学学校(3回目)
ドイツ語の必要性を感じてフランクフルトで学校に行くことに。
B2受講終了まで終えたかったので2カ月間学校(inlingua)へいきました。
受講人数は10~15人程度で、月額は450€でした。
フランクフルトで学校へ行く際に選んだ基準
ドイツ国内で認められたテスト(ゲーテ、telcなど)を行っていること。
できれば私立の学校。
どの学校も午前は12時半までで仕事には間に合わないので職場から一番近いinlinguaに決め、毎日12時前に抜けて仕事へいきました。
新しい文法も会話で進むので先生から質問されて答えながら慣れていくといった方針。
文法に対する説明をもう少し増やしてほしいと言っていた生徒もいましたが、生徒のレベルも高くできる生徒ははじめからできます。
僕は知らない文法も多く、いつも四苦八苦していました。
無事に学校レベルのB2は合格し、そこで学校は終了しました。
まとめ
自分の経験による学校の選び方
・できればドイツ国内で認められたテスト(ゲーテ、telcなど)を行っていること。
・生徒のレベルが高く、自分でお金を払ってきている。
→大都市の場合は特にそうだと思います。
・授業料が高い
僕はドイツで生活するなら語学は必須だと考えています。他を節約してでも語学の向上に力を入れるべきだと思うので、必要なものに投資できるかできないかは今後に大きく左右されるのではないかと思っています。
安い語学学校だと生徒のモチベーションもバラバラなので一緒に勉強するなら学ぶ意欲がある人が良いと思うなら値段は我慢するところじゃないかと思います。
全ての学校で共通したことですが、生徒がよくしゃべること。
そんな発想ありなん?って思うこともあることもしばしばでいつも感心させられます。
意見を主張することに関しては、日本人は遅れを取っているのではないかと感じることが多かったです。