メディカルトレーナーとしてドイツでステップアップするために考えていること

女子ブンデスリーガで正社員として働いている状況に不満はありません。

しかし、もう一つ上の世界も見てみたいというのがホンネでもあります。

その理由は、どんな世界だろうかと興味があるのと、いまよりもお金を稼ぎたいというということです。

ステップアップするには、

 

実力人脈資格

 

のどれもが必要だとここ最近感じるようになりました。(ドイツ在住6年目にして今更という感じですが…)

そのことについて、今回はお話します。

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実力

ドイツ人にできないことが出来て、それがチームの利益になるかどうか。

ドイツ語を母国語とする人とドイツ語で勝負しても勝てません。

話せることでチャンスはさらに広がりますが、そこで勝負するのはとても難しいです。

 

それよりも、

 

これなら負けない。

 

という武器を多く作るほうが大事です。

 

日本では普通とされていることがドイツでは武器になったりもしますし、環境が変わることで今まで埋もれてたものが武器になったりもします。

他人に負けないものをドイツ人に認めてもらって初めて武器になります。

なので、実力をコツコツと積み上げることが大事です。

人脈

求人は人伝えにやってくる。

日本でも同じように、ある程度信頼できる人を獲りたいので公募されないことがほとんどです。

「誰かいい人いない?」

と求人が回ってきます。

ドイツでは稀にホームページに載っていることもありますが、その中からドイツ人を差し置いて勝ち抜くには不可能ではありませんが難しいです。

 

ドイツに長くいれば同じチームで働いていた人が違うチームで就職することもあり、1人を介せば繋がることなんてザラにあります。

 

実力があるのか、人として信頼できるのか、といったことは数珠つなぎにすぐ広まります。

人との繋がりも、実力が伴ってこそ活きてきます。

資格

ドイツの場合、スポーツ現場で働くメディカルスタッフの医療資格は理学療法士、オステオパシー、ハイルプラクティカーです。

 

なので僕のような存在はかなり特殊です。

 

ドイツのメディカルスタッフのなかでも理学療法士をベースとして他の資格を持っている人が多い印象。

話を聞いていると、オステオパシー、ハイルプラクティカーの資格を更に持っている人もいれば、DOSB公認スポーツ理学療法士、マニュアルセラピー、メディカルトレーニングセラピー、マニュアルリンパドレナージュなどの追加資格が大道といったところです。

同僚が増えて良かった所は、この辺りも相談できるようになったことです。

 

傍から見れば、

「鍼灸師?AT?どこまでベースの知識があるの?」

といった感じに見られます。

そういうわけで、自分の知識を深めると同時に、チャンスがあった時に少なくともベースがあると証明できる研修を受けに行こうと試みています。

 

医療資格とまではいかないものの、スポーツ理学療法といえばspt-educatonの内容は良いものだと同僚から耳にするので、ついこないだ参加できるか問い合わせました。

問い合わせ内容は同僚に訂正してもらって完成させました。
ich würde gerne am Sportsphysiotherapie Kurs teilnehmen.
Ich habe keine anerkannte Qualifikation in Deutschland. In Japan habe ich Akupunktur und Sportmedizin studiert.Seit anderthalb Jahren bin ich bei der Frauenfußball-Bundesligisten Mannschaft Eintracht Frankfurt als medizinischer Betreuer fest angestellt und davor 3 Jahre beim 1.FFC Frankfurt.
Ich würde meine Kenntnisse in Deutschland gerne weiter vertiefen um mich beruflich weiterentwickeln zu können. Durch Arbeitskollegen habe ich vom guten Ruf der spt-education  gehört und würde mich freuen, wenn ich die Weiterbildung zum Sportphysiotherapeuten bei Ihnen absolvieren könnte.

内容は良いけど、文法少し訂正しないといけないね。と同僚が手伝ってくれました。

ありがたいです。ドイツ語も一歩一歩良くなっている実感はしますが、文法も完璧と言われるまではまだまだ…

ドイツには研修も資金援助制度もあるので、当てはまるかどうか問い合わせてみようかとも考えています。

もちろんベストは医療資格ですが、何もないよりはマシなのでドイツでそれなりに知られている研修を受けるというのも一つの方法です。

まとめ

実力、人脈、資格の3つを取り上げましたが、最終的にはも必要です。

運も実力のうち。

と言われるように、プロとしての実力が認められて運が伴って初めてステップアップできます。

まとめると、いまが大事ということです。