ドイツ、理学療法士の鍼(Dry Needling)

今回はドイツの理学療法士が鍼をすることが増えているので、そのことについて紹介します。

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ドイツ、理学療法士の鍼鍼(Dry Needling)

英語圏でもDry Needlingという鍼をする人が増え、ドイツでも少しづつ聞くようになりました。

なぜDry Needling(乾いた鍼)なのかというと、注射器のように液体を体内に注入しないからだと思います。

Dry Needlingとは

トリガーポイント、筋膜、炎症のある部位に鍼を刺して血行を良くして筋緊張を軽減させるというもの。

日本で考えられている鍼の効用と同じです。

受講資格、時間

理学療法士もしくは医者が受講可能。

しかし、ハイルプラクティカーの資格を持っていないと、診療所では鍼ができないようです。

講習時間は約60時間の記載の場所や、25日の記載があり、終了後に試験があります。

鍼の方法

主に鍼を入れ刺しする雀啄と言われる方法。

何本も入れて鍼をそのままにしておくというよりも、1回ずつ抜くという方法です。

刺激が強いので日本では多くの人が鍼を刺して5分以上放置する方法を取っています。

 

実際の評判

痛い。けど身体の為なら受けるという人が多いです。

先日、選手が診療所で理学療法士の鍼を受けたと話してくれました。

毎回めちゃ痛かったけど、1日経った今はいい感じ。

ただ、刺された場所には大きな内出血あとが…

刺激の強さを物語っています。

この言葉を聞いたときに、正直負けたなと思いました。

日本で鍼を学び、ドイツに渡りましたが鍼はあんたの方が良いねと言われなかったのは反省しています。

疑問

ハイルプラクティカーの鍼と理学療法士の鍼がどう違うかドイツ人に聞いてみようと思います。

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