普段の生活と仕事で必要な言葉・会話は変わり、ドイツ語で対応しないといけません。
今回はメディカルトレーナーとしてチームで働くにあたって必要とされる言葉・会話を振り返り、紹介していきます。
身体に痛みがあるとき
○○が痛いですと言われた場合、
「どこが」「いつから」「どうしたときに」「どのように」「なぜ」
などの簡単な質問から、どんなことが起こっているのか想像します。
足首を捻りましたと言われた場合には骨折の疑いが高いのか低いのかを判断しないといけません。
例えば
「音が聞こえたか」や痛めたときのシチュエーションから判断します。
その他に、なぜ痛みがあるのかを相手に説明する際には
「○○が原因で△△に負担がかかっている」
という説明も必要です。
説明する際は前提として頭の中で内容がまとまっていない相手に納得してもらうのは難しいです。
僕の場合は日本語ならまだしも、ドイツ語で伝えるのはとても苦労します。
こういうこと伝えたいんだけど、言葉のチョイスができないな
なんて思うことも多々あります。
しかし、今回紹介したいのはこれ以外のバリエーションです。
体調を崩したとき
身体の痛みに対しての会話だけでなく、体調に関する会話もチームでの仕事には必要です。
「どこが」「いつから」「どうしたときに」「どのように」「なぜ」の大まかな質問は変わらないでしょう。
風邪気味の場合なら、もう一歩踏み込んだ質問で
熱っぽいのか、熱がでそうなのか、寒気はあるのか、鼻づまりがあるのか。
そして症状に対する処置なども提案しないといけません。
今のチームではこういった会話に僕は苦労していますし、こういう状況になった場合は周りに助けを求めることもあります。
海外のチームで働きたいと考えている場合は、その国の文化も理解する必要があります。
ドイツの場合は風邪を引いた際に、症状がひどくなければ薬を飲まずにお茶をたくさん飲みます。
薬局でもドラッグストアでも鼻づまりに対してのお茶、喉の痛みに対してのお茶など種類もたくさんあり、こういったところが日本との違いかなと。
他チームのメディカルスタッフとコミュニケーションをとるとき
ここでもまた違ったコミュニケーションが必要です。
チームには代表選手も所属しているので、違う国のメディカルスタッフともやり取りしなくてはいけません。
オーストリア、スイスならドイツ語で。それ以外なら英語でのやり取りです。
ここに関して僕はノータッチ。
ビジネス文章を書くドイツ語能力が無いからというのもあります。
日本でも選手が日本代表などの選抜に選ばれたときにはこういったコミュニケーションを取る必要があるかと思います。
そのために言葉・会話のバリエーションは増やしておきたいです。
まとめ
今回は仕事に必要なコミュニケーションについて紹介しました。
身体に関わる仕事をしていても案外いろいろな会話、やり取りが必要になってきます。
自分ができないことは誰かがカバーしているということです。
こういった仕事をできるようになることも今の課題です。
もし、海外に出て挑戦してみたいと考えている方は治療面だけでなくこういったことも考えながら言葉の勉強をすることをお勧めします。