今の仕事が無くなればどうしますか?

つい最近、選手から来年の契約はどうなっているのかという話になりました。僕の場合、来季の契約更新ができなかった場合は無職となります。

現在、蔓延するウイルスが原因で自宅待機する人や不必要な外出も控える人が増えていて、身体に関わる仕事で生計を立てている身としては厳しい状況だと感じます。

今回は経験を踏まえて複数の選択肢を持つことについて紹介します。

スポンサーリンク

プロスポーツチームの場合

選手や監督同様、スタッフも単年契約がほとんどです。

スポーツチームでの契約は単年契約がほとんどで無期限というのはあまり聞いたことがありません。それは選手が契約社員だからです。

多くの選手はシーズン中に契約更新が行われますが、チームの裏方の場合は契約更新の時期がシーズン終了直前もしくは終了後となります。
人件費を節約するとなればチームの裏方が真っ先に切られるでしょう。

誰もが知るように裏方の存在はチームには欠かすことができません。だからと言ってそこにお金を費しますか?

選手がたくさん給料を貰っていても、チームの裏方は高い給料は貰えません。

それはチームの収益源となるのは選手だから。

チームの方針次第では契約満了にもなり得るのでシーズン終了が近づくに連れて、ナーバスになります。

身体に関わる仕事で個人経営の場合

個人事業主として1対1で仕事をするなら、現在ような社会状況、ケガ・病気をした場合は売り上げが激減。

「複数の売り上げの柱を立てましょう。」と言われますが1対1の対面で治療するという仕事をしている以上、他の職種の選択肢を考えざるを得ません。
1対複数で治療することやオンラインで治療することは不可能だからです。

日本に完全帰国した時は、個人事業主としてスタートするかなと、なんとなくイメージしています。

その中で、個人事業主として人を治療するだけでは一生飯を食っていくことはとても難しいとつくづく感じます。

僕がよく読むブログの管理人は88日間入院という事態も起こりました。
入院中もブログは毎日更新し、入院を感じさせないことは本当に素晴らしいと思いました。

88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと | 独立を楽しくするブログ
ひとりで仕事をしているといざというときの備えは欠かせません。 実は今朝2019年8月31日まで入院88日間入院していました。 まさにいざというときが来たわけです。 この入院を経てやっておいてよかったことをまとめてみました。   ひ

今までとこれからの状況について

現在のチームで雇われるまでは、レストランで無期限契約の社員として勤務していました。

チームから雇用の話が出たときは願ってもないチャンスでしたが、断っても収入・業務は変わらず痛手ではない状況だったので、自分の働き方を選択することができました。

しかし、今の状況はどうでしょう。
チームから契約満了もしくは契約更新のチャンスを貰っても待遇面が悪くなるなどの状況が悪くなる場合もあります。

その時に働き方を選択できるでしょうか?

選手と話したときに他の選択肢も考えないとね。という話にもなりましたが、現地で資格を取得していない僕は選択肢がとても狭くなります。

海外で無資格で専門職に就く上でとても難しい問題です。

まとめ

複数の選択肢を持つことで不意に何か起こっても対応することができます。

今起きている社会状況から特に考えさせられます。こういう状況の時にいままで積み重ねてきたものが活かされるのだと思います。