充実したベルリン訪問2日目

ヒヤッとしたベルリン訪問1日目
3月1週目の土日は初めてベルリンを訪れました。 ベルリンは初めての訪問で、ドイツの首都なのでどれくらい大きい街か期待していました。 今回はヒヤッとした出来事もありました。

2日目のスケジュールは午前は観光、午後はサッカー観戦といった流れでした。

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ベルリン観光2日目

少しですがベルリンの壁について屋外の博物館となっているポツダム広場、ベルリンらしい芸術が現れたハッケンシャー・ホーフを訪れました。
ハッケンシャー・ホーフは長く保持された中庭が有名です。

サッカー観戦

ベルリン滞在で楽しみにしていたイベントです。
今回はドイツ4部リーグでプロサッカー選手として活躍する選手の試合を観戦しました。

Shinji.jpde|note
今現在ドイツ4部のFc Viktoria 1889 Berlinでサッカーをしています⚽️ありふれたドイツでの日常生活、サッカーの事など書きます! YouTubeチャンネル↓

ちなみに4部リーグはドイツの4つの地域に分かれていてます。

試合を見て感じたことは、プロレスラーのような屈強な外国人選手の中で一人の日本人が躍動しているという印象でした。以前フランクフルトの4部チームの試合を観戦しましたが、地域が異なるからかサッカーの戦術も異なるものでした。

今回の対戦チームはフォワードに背が高くて身体が大きい選手を配置し、ディフェンダーからフォワードへ一気にロングボールを蹴って前線の選手のこぼれ球を狙った攻撃をしていました。
それに比べてフランクフルトで観たときはディフェンダー、ミットフィルダー、フォワードへと順番に前にボールを運ぶような印象がありました。

山田選手は肉弾戦を主として戦ってくる相手に対し、日本人ならではの俊敏性を活かして躍動していました。対戦相手も山田選手のプレーの早さに対応できていない場面が幾度となく見られました。

日本人としての強みを生かせるのはこういった細かな俊敏としたプレーだと改めて感じました。
試合後もファンの方に「今日は一番良かったな。」と言われているのを見て、チーム外でも評価は高いと感じました。

今回は4部リーグの情報も知ることができました。

ドイツ4部リーグについて

ドイツ4部リーグはプロリーグです。
プロリーグと言えどサッカーだけで生活している選手午前中は紹介してもらった職場で勤務して午後から練習している選手がいます。

現在、山田選手はベルリンでサッカーだけで生活しています。
しかし昨シーズン所属していた4部のチームでは午前中は仕事をしていました。僕の職場近くのアシャッフェンブルクにある4部チームも午前中は選手は仕事をしています。

完全なプロ契約か、仕事との半々の生活かはチームによって異なります。

仕事をするにしても外国人は肉体労働、ドイツ人は事務仕事などの振り分けもあるようです。言葉ができない外国人に事務仕事を振られる可能性は少ないでしょう。

ドイツは4部からプロ契約できる。と思ってドイツへ来たものの蓋を開ければ違った。ということもあり得えます。

治安について

山田選手とも話題になりましたが、治安は良くない。という話になりました。

駅構内でも道端でも明らかにおかしい人が多く、フランクフルトのように限られた地区だけでは無いとのことでした。また、ここでは書けない実体験エピソードも話してくれました。

その土地の言葉の出来ない人たちはドイツでも起こっているように低賃金で働くようになります。ドイツ人の労働時間は素晴らしいというイメージがあるかもしれませんが、その裏で社会を回しているのはドイツ人以外だったりもします。そして仕事を失っても働き口が無く路頭に迷う。なんてことも大いにあり得るでしょう。

仕事が無ければ家は見つかりません。ですが仕事を見つける為には家が必要です。
こうして無限ループに入り、その日暮らしになる可能性もあります。

ベルリン訪問からたくさんのことを考えさせられました。

まとめ

同じ留学サポート会社を通じて知り合った山田選手。「同じ時期にドイツへ渡り、職種は違えど未だにドイツに残っているのは僕たちだけですね。」という話になりました。

彼の活躍に負けないよう、元気を貰ったベルリン滞在でした。