ドイツの水は硬水なので、蛇口、湯沸かし器、シャワーヘッドなど掃除をサボるといたるところで石灰化します。
トイレも同様に貯水タンクも定期的な掃除が必要です。
貯水タンクが壁の中にあるものもあれば
むき出しのものもあります。
僕の家はむき出しバージョンです。
先日、試しに貯水タンクを開けてみたところ、、、
あ、なるほど。と思うくらい溜まってたので掃除に取り掛かりました。
貯水タンクのカルキ除去
YouTubeのこちらの動画を参考にして掃除の仕方を勉強しました。(貯水タンクはWasserkasten,Spülkastenで検索。)
1.水道を止める
2.ポンプの部分、浮袋の部分を取り出し、お酢を水で薄めたバケツの中に漬ける
3.その後、ゴシゴシ擦る
4.ポンプの部分のみ取り付け、水をタンクに貯め、お酢を入れてカルキ除去
5.2‐4の間にばカバーを掃除
ほんとうは取り外して掃除したかったのですが、仕方なく手順1から早々に諦めてタンクの中にお酢を入れました。
量にもよりますが、お酢を入れてから1~2時間放置する場合が多く、僕は1時間ほど放置しました。
放置しているときに何度か確認したところ、シュワシュワ音が鳴っていたので、うまくいくかなと期待していましたが、思ったほどの成果はありませんでした…
やっぱり、漬けた後はゴシゴシ擦らないと効果がなさそうです。
水道の元栓を止めれなかったので、部品を取って擦れませんでした。
つぎにRossmanにてトイレ用のKalktabを購入。
タンクに入れて放置するだけという代物です。
洗剤を入れてから3.4時間くらい放置すると、満足いくものではありませんでしたが、ちょっとキレイになりました。
とりあえず今回はこれで終了し、定期的に洗剤を入れるようにしようと思います。
地域によって水の硬度が違う?
ドイツ国内でも地域によって水の硬度が違うようです。
トイレのカルキ掃除について調べていたところ、地域によっては硬度が違うとの内容を目にしました。(こちら)
硬度が低ければカルキが溜まる量も変わるとのこと。
フランクフルトはやや硬めで、エアフルト周辺はとても硬いようです。
水の硬度は、水の中に溶けているミネラル、主にカルシウムとマグネシウムのイオン量によって決まります。水が石灰岩などのミネラルを多く含む地層を、長い時間をかけて通過したものほど、硬度の高い硬水になります。
日本とは違い地下水や河川水は、石灰質の豊富な地層をゆっくり長く流れてくるのでミネラルが豊富に含まれた水になります。
水の中にミネラルが多く含まれているというメリットがありますが、その分沈殿物も溜まりやすいというデメリットもあります。
その沈殿物がカルキということです。
ドイツの水事情について詳しく知らなかったので、今回を機に勉強になりました。
まとめ
トイレ掃除を調べていると水の硬度まで辿り着き、ドイツの掃除は勝手が違ってかなり大変だなと思いました。
これまではルームシェアに住んでいたので、気になっていたものの放置していたことが多かったです。
1人暮らしになるとそうはいかずに気になります。
初めのうちだけかもしれませんが。
と気になると言っておきながら、まだ掃除機を買っておらずフローリングシートで代用しています。