ドイツで生活するために必要な語学レベルは?

ドイツで生活して3年半が経過し、僕のドイツ語レベルはB1~B2の間です。

1年ほど前にtelcB2のテストを受けましたが惨敗し、telcB1の模擬試験をすれば8割以上の正解率がありました。

僕が初めてドイツに来たときはドイツ語の知識は無く、アルファベットさえも読むことができませんでした。

今回は長期でドイツに住む場合、短期でドイツに住む場合の必要な語学レベルを考えたいと思います。

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長期でドイツに住む場合

必要な語学レベルはB2以上だと思います。

なぜなら、生活で遭遇する問題を解決するにはそれなりのコミュニケーション能力、語彙力が必要となるからです。

たとえば、
・何月何日に水道・電気メーターの点検に来ます。都合が合わない場合は、電話かインターネットで各自申請する。
・インターネットの接続が悪く、カスタマーセンターに電話し、現在起こっている状況を説明したり対処法を聞いたりする。
・今問題になっているウイルスの一次情報を取得する。

など身の回りで起こる問題に対して自分で解決しないといけないからです。
こういった例は初歩的な問題かもしれませんが、より複雑な法に関わる問題も遭遇することもあるでしょう。

言葉が話せる友達に助けてもらう、英語で解決する。

という方法もありますが1人でドイツ語で対応しないといけない状況も出てきます。

僕の現状は、
・いまだに電話するときは緊張し、掛けるか掛けまいか躊躇します。
・大事な書類は自分で目を通しますが、間違っていないか確認します。

僕のドイツ語はまだまだ半人前で、現地の幼稚園児のほうが理解できていると心が折れるます。
理解はできるけどうまく表現できないと思うことが多いのも事実。

こういった経験から、長期で住む場合は最低限B2以上だなと思います。

短期で住む場合

1年程度ならドイツ語をそれほど話せなくても良いですが、英語はできるほうが良いです。

短期滞在でも問題を解決するために言葉は必要になりますが、それほど表面化しないです。

また、たくさんのドイツ人は英語が理解できるので英語を話すことができれば大きなアドバンテージになるでしょう。

僕の経験は周りに助けられることが多く、ドイツに来て1年2年は問題なく生活できました。
でも、3年目以降は身の回りのことを極力自分で行うようにすればするほど、ドイツ語のハードルの高さに直面しました。

現在は無理のない範囲でドイツ語の勉強を続けています。

まとめ

ウイルスによる自宅待機など、現在置かれている状況からもっとドイツ語ができれば楽に生活できるんだろうなと思います。

ワーキングホリデーなどを利用して現地に飛び込むのも一つの方法です。
その時に考えた方が良いのは、長期滞在を見越してなのか短期滞在だけなのか。

はじめのスタートラインが違えばゴールへたどり着く方法も違います。

ここはしっかり考えといたほうが良いでしょう。