Zinkleimbandageという包帯

Wikipedia参照

https://www.darco.de/tapes-coolaris.html

包帯の効能等はこのページを参考にしています。

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Zinkleimbandageの正体

Zink(亜鉛)、 leim(のり)の意味を持ちアルギニン酸ナトリウムと酸化亜鉛が付着してある包帯です。
多少の冷却の効果も含まれています。

炎症を抑え、組織の治癒過程を促進する効果があります

効果

捻挫、打撲、脱臼、軽い肉離れ、腱の炎症など炎症を抑える効果があります。

使用方法

炎症がある場所に包帯のように巻くだけ。
薬品が付いているので更にバンテージを巻きます。
最大5日まで包帯をそのままにしておく。お風呂は濡れないように入れば問題なし。

巻く側の人は手が汚れるのでしっかり手洗いを行わないといけません。

値段

1本5~8€前後(600~900円程度)

実際にチームでどう使われているか

ドイツに来た当初は見たことも使ったこともありませんでした。

・ケース1:慢性的な炎症
2,3週間腱の炎症に悩まされていました。
歩いていても痛みが引きません。

それまでは痛み止め軟膏・包帯を使ったこともありましたがうまくいきませんでした。
※痛み止め軟膏・包帯はいずれ説明します。

同僚がZinkleimbandageを2回に分けて使用したところ痛みがかなり取れました。(Zinkleimbandageは場所によっては長いので2回に分けて使うこともできます。)

慢性的な炎症に対して効果が発揮されました。

・ケース2:選手個人が行く診療所での対応

週末に選手が捻挫し、2週間後には代表へ行かないといけない状況でした。

選手が僕の所に来た時にはZinkleimbandageを巻いていました。

急性の炎症にも使用されるという事がわかりました。

雑感

慢性・急性の炎症にもドイツではしようされています。

コストが多くかかる分、僕のチームでは毎回使うことは難しいです。
常に常備しているのは1本程度なのでチーム内で使うとなれば慢性的な炎症に対して使用することになると思います。

今回は日本で聞いたことのない包帯を紹介しました。
またの機会に実際にけがをした時にどう対応するか紹介します。