フランクフルトの歴史 ~街中の塔~

フランクフルトには中心街にあるEschenheimer Turm(エッシェンハイマー・トアー)や、それ以外に監視塔が4つ( Friedberger Warte、 Sachsenhäuser WarteGalluswarte、 Bockenheimer Warte)あります。

Eschenheimer Turmは街の中心であるHauptwacheからデーパートを横にして歩いていると突如現れます。

なんで交差点に塔があって、なんの為に建てられたのか不思議で、主に歴史について調べてみました。

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Eschenheimer Turmの歴史

1333年以降の新市街の建設、新たな城壁の建設によって建てられます。

フランクフルト旧市街と新市街の境界として1400年初頭に建設が開始され1426~28年に建設が終わります。

1806~12年にはボロボロになり建て替えが必要になりましたが、抗議の末におよそ60塔のなかから記念碑としてそのまま存続されました。

Eschenheimer Turm以外にも レーマー広場にあるRententurmやザクセンハウゼンにあるKuhhirtenturmが現在は残っています。

その他郊外にも国境の砦として小さな塔は残っていいます。

Eschenheimer Turmの小さな塔の上から囚人が見事に銃を撃ち当てたことにより、実刑が軽減されたとの伝説もあります。

Eschenheimer Turmの現在

塔の上に上る事はできませんが、一階はレストランとして営業しています。

その他4つの監視塔

Friedberger Warte、 Sachsenhäuser WarteGalluswarte、 Bockenheimer Warteの4つが現在残っています。

フランクフルトは昔、城壁で囲まれていて、この4つの塔の役割は新市街とされた範囲に建てられたものです。

〈城壁で囲まれていた範囲〉

その城壁の監視塔となったのが4つの塔の役割です。

 

現在は電車の駅名になって残って、いたるところに歴史を感じることが出来ます。

 

原文をすべて正確に訳せているわけでは無いので興味のある方はぜひ原文に挑戦してみてください。