スペイン遠征は中止に

今週末から予定していたバレンシアへの1週間遠征がコロナの影響で中止になりました。

2月6日のリーグ再開1週間前にドイツに戻ってきたときにコロナが発覚するとリーグ戦に出れなくなるので、行く決断をするのは難しいようでした。

ギリギリまで決断を遅らせましたが、状況が改善しませんでした。

ブンデスリーガに所属する男子チームが国外遠征して現地でコロナに罹り、ドイツへ帰ってこれないという事例もあるようです。

ちなみに、女子チームの中で今の時期に国外遠征しているのは、ホッフェンハイム(バレンシアへ)とレバークーゼン(カナリア諸島へ)だけです。

バイエルンやヴォルフスブルク、フライブルクは中止したようです。

僕が女子サッカーに関わり始めた頃、冬の時期に遠征していたのは、バイエルン、ヴォルフスブルク、フランクフルトだけでしたが、今となればリーグに所属する半分のチームは遠征するようになりました。

少しずつではありますが、女子サッカーに投資するチームも増えてきました。

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シーズン中断期間の遠征する意味

良いグラウンドでの練習、練習の質、チーム結束力を高める、ビタミンDの補給などが思いつきます。

女子チームでは特に環境が整っていないチームが多く、冬になると地面が凍るので人工芝でトレーニングしているチームが多いです。

フランクフルトは状況によって変えています。

地面が凍っていたり、雨が続いてグラウンドが柔わらかいなど明らかに練習後に悪くなるだろうと判断した場合は人工芝でトレーニングします。

そういう状況なので、練習の質を高めるためにスペインやポルトガルに遠征します。

冬になると新しく選手加わります。

新加入選手と同じ時間を過ごして、チーム結束力を高めるという意味でも遠征の目的があります。

その他はカルシウムやミネラルの吸収を促進するビタミンDの補給。

冬になると曇りが多く、日光を浴びるのも少なくなります。

なので、日光を浴びに行こうというドイツ人ならではの目的もあるかもしれません(笑)

ケガで長期離脱していた選手もグラウンドへ戻ってきました

去年の3月中旬、5月末に前十字靭帯という膝の靭帯をケガして手術した選手も週に数回グラウンドへ戻ってきました。

選手によって手術方法や手術後の経過が違うので完全復帰時期は先になりますが、徐々にチーム練習に参加していくことになります。

いまはドイツ人アスレチックトレーナー(フィジカルコーチ)がグラウンドで復帰に向けたリハビリをしています。

ウォーミングアップ等はチームと一緒に行いました。

長期離脱選手はリハ施設に送っているので、アスレチックトレーナーがうまく連携を取りながら復帰を目指してトレーニングを組み立てています。

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まとめ

スペイン遠征が中止になったのは残念ですが、今週は急きょヴォルフスブルクとの試合が組まれました。

今シーズンのリーグ戦では2点先制したものの、アディショナルタイムで逆転されて負けました。

去シーズンは練習試合、リーグ戦、カップ戦決勝で6回対戦しましたがいまだ勝ったことがありません。

練習試合でもいいので1回は勝てるようにベンチから見守りたいです。

コロナはいつ収束に向かうのでしょうか…