9月6日のシーズン開幕に向けて、チームの準備は着々と進んでいます。
母体が変わったこともあり、それぞれの業務も大きく変わり、新しいものを進めながらチームが動いています。
中にはうまくいかないこともありますが、1年目はどうしても上手く行かないでしょう。
今回は新シーズンを紹介するとともに、ドイツ女子サッカーの流れも紹介します。
新シーズンになって変わったこと
スタッフの人数が大幅に増えました。
左からアスレティックトレーナー、コーチ、監督、ゴールキーパーコーチ、コーチの順に並んでいます。ちなみにコーチ(左)と監督は兄弟です。
この5人と僕を含めた6人がフルタイムスタッフとして働いています。(あともう1人理学療法士を雇う、雇わないとか…)
昨シーズンまでは、監督、コーチと僕(フルタイムでは無い)の3人しか練習に居ない時もあり、時にはゴールキーパーの練習も付き合っていました。
新しいスタッフが増えたことにより、チームに新たな風が吹き込んでいることや、グラウンド上での役割も明確になり、今までカバーできていなかったこともできるようになっています。
具体的には、ウォーミングアップの質が変わったことや個別メニューの管理をアスレティックトレーナーがするようになりました。
スタッフも増えた分、レベルの高い新加入選手も加わったので、選手間の競争も昨シーズンよりは激しくなっています。
ドイツ女子サッカーのこれから
こんな記事を見つけました。
原文を見つけることができませんでしたが、なかなか面白い内容でした。
ドイツの中でもヴォルフスブルクはバイエルンよりも頭一つ抜けている印象があり、今後のドイツ女子サッカーの流れとしては、資金面で豊富な男子チーム傘下のチームが増えてくるでしょう。
今年は2部に所属していますが、ライプツィヒやケルンは今シーズンは1部に昇格する可能性が高いと感じています。
また、シャルケはユースカテゴリーを新シーズンから設立しましたし、ドルトムントも女子部設立の声がすでに上がっています。
(シャルケの新チーム設立にあたって200人以上の志願者が集まったとのこと)
憶測ですが、フランクフルトが合併したようにシャルケやドルトムントも近郊のチームと合併し、成人部門としてブンデスリーガからのスタートということも起こり得ると思います。
なかには資金面で厳しい女子チームもあり、聞いた話では、1部リーグのチームの選手より僕の方が高い給料を貰っていたなんてことも聞きました。
女子チームがどれくらい資金を費やしているかを図るのに、アウェー試合時のスタッフ人数を見れば一目瞭然で、僕はよく相手チームのスタッフは何人いるのだろうかとみています。
1部に所属しているチームでもスタッフが3人というところもあり、スタッフ人数が順位に反映していることが多いです。
今後、急速にドイツ女子サッカー界が変わってくるのではないかと、少し楽しみにしています。
まとめ
昨シーズンよりもスタッフの人数も増え、良い意味で役割分担がされています。
今シーズンの成績はどうなるのか。3位以内に入ればチャンピオンズリーグに参入できるので、そこを目指して一丸となり取り組んでいきたいです。