ドイツのサッカーチームでで働く事になった経緯

oma toshi
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こんにちは。

ブンデスリーガで働くoma_toshiです。

昨日、無事に就労許可が下りました。

現在のチームはアルバイト契約で3シーズン目に突入し、正社員の話はもう無理だろうと諦めていた矢先の話でした。

今回は唐突に出た雇用の話について紹介していきます。

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雇用に至るまでの経緯

チーム事情によって状況が変わり、代替が必要になったから。

これが一番大きな要因です。

今年で3年目、以前にフルタイムでの雇用は難しいと言われたことや、チーム事情も理解しているので現在のチームでの雇用は不可能だと思っていました。

しかし、話は突然にやってきます。

チーム内で揉め事が起きて大多数が辞めた。とかいうネガティブな要因ではありません。

7月のシーズン初めから今まで担当していなかった日までも駆り出される事が多くなり、給料と勤務時間が割に合わなくなっていました。

8月以降は今まで通りの勤務形態に戻すか、交渉して給料上げてもらうか考えていた矢先、

社長

まだレストランで働いているのか?

それならウチで雇ってあげるよ。

と唐突に言われました。

急に!?

前は断ったのに…

あんまり期待しないほうが良いな

と思っていて実際に面談をしたのは2週間後。契約書を受け取ったのはもっと先になりました。

正直、全然期待していませんでした。

いざ面談へ

給料次第では断ろうと思っていました。

現状、お金にも仕事にも困っていなくて、新しい仕事を見つけることができている状況。

仕事を変えるなら労働許可の再申請も必要でした。

そんな手間を考えると、また新たに1から始めるのもなと思っていたのが実際の所です。

今回は話次第では断れる立場だったので、面談の場でも精神的に落ち着いていました。

この時改めて仕事面やお金の面で不自由がないと、交渉の場面でも不利になる事はないんだなと感じました。

当日提示された給料額は想像よりも良く、時間で計算すれば自分の希望に近い額だったので契約を交わすことに決めました。
(金額を知りたい方は直接聞いてもらえれば答えます)

※交渉ごとに関しては通訳をお願いしています。

本当は今シーズンで辞めようかと思っていた

好きな仕事だとは言えど、レストランとの掛け持ちの仕事は体力的にもキツイ。

現チームで正規社員(保険、年金等の税金を給料から天引きされている人)として働く人は2人。

その他の人達は他の仕事を持っている中で、僕が社員として働くのは無理だと感じていたから。

今シーズンで3年目。

スポーツチームでフルタイムで働くという目指していた場所は届かないけど、女子であれプロチームで働く事ができた。

そして今は、

ドイツ人社会の中で仕事をしてみたい。

と思うようになりました。

7月から新たにマッサージの仕事も増えて、3つの仕事を掛け持ちするのはこれで最後にしようと考えていた矢先の話。

今年の2月から5月まで語学学校を再開し、テストは不合格でしたがドイツ語B2レベルの証明書を取ること、この一年で本当にドイツで認められた資格を取りに行くか決める予定でした。

6月の一時帰国の際には周りの人にはドイツで資格を取りに行こうか考えているとも相談していました。

 

まとめ

もう辞めようと思っていた矢先に状況が変化。

社員として雇用されることになりました。

日本を飛び出して3年。長いようで短かったです。

周りの人の手助け無しでは到底ここまで辿り着けませんでした。

ドイツに来る前に思い描いていた場所で今は働く事ができています。

 

来シーズン以降

契約は2020年6月まで。来シーズンはチームが無くなる事はほぼ確定です。

長谷部選手の所属するアイントラハト・フランクフルトに吸収合併されます。

スタッフの移動等は現状全く分かりません。

7月以降は職を失うのか、それとも引き継がれるのか、他のチームで働く事になるのか。

これからが本番です。