徐々にコロナ新規感染者数が減ってきました。
ドイツでは今現在、10万人あたりの新規感染者指数を指標しています。
指標次第で今後さらに緩まっていくのか、一旦ブレーキとなるかが決まります。
散髪を例に挙げながらドイツのコロナ事情を紹介します。
新規感染者指数ってなに?
過去7日間の新規感染者数を10万人あたりの指数として置き換えたものです。
たとえば、
7日間の新規感染者が750人、その市に住む住人が55万人だとします。
750÷550,000=0.00136364人となり、
これを10万人あたりに置き換えると、過去7日間の新規感染者数を10万人あたりの指数は136というわけです。
この数字が150、100を切っていくにつれて規制が緩くなります。
(ちなみに、コロナだけでなく他の感染症にも使用することができます。)
僕の住むヘッセン州ではフランクフルト、オッフェンバッハ、マインタウヌスクライス、ホッホタウヌスクライスなど地域ごとに指数が算出されています。
隣のオッフェンバッハはテラス席でレストランが空いているのに、フランクフルトは開いていないということも起こります。
また、一度規制が緩くなっても再度感染者が増えてくるとお店が閉まることもあります。
なので、自分の住む地域の動向は逐一チェックしないといけません。
散髪に行くには陰性証明証が必要
散髪やショッピング、IKEAなどに行くには24時間以内の陰性証明証が必要となります。
スーパーやドラッグストア、ガソリンスタンドなどの生活必需品のお店は引き続き証明証なしで買い物することが可能。
いたるところで陰性証明証が必要となるので、街中に無料で受けられる所が増えてきました。
とはいっても簡易検査なので正確性はわからなです。
証明証がいるので、スーパーやドラッグストアで売っている簡易テストキッドではダメなようです。
僕は月曜日にチームでPCR検査を受けたので、その証明書を持って無事に散髪を済ますことができました。
詳細は割愛しますが、2回のワクチン接種者や一度罹患してから半年経過していない人は、陰性証明証なしで行動できるとのことです。
まとめ
日々更新されるコロナ情報。
夏に向けて感染者数は下降していくと思いますが、冬になった時に抑え込むことができるのでしょうか。
ドイツは人口の4割ほどが1回目のワクチン接種を終えました。
6月以降は優先接種グループも解除され、若年層の人達も接種できるようになります。
スポーツもやっと新シーズンから再開できる見通しといったところでしょうか。