契約社員として働く以上、いつかは終わりが来ます。
願ってもいないような終わり方にならないように、チームで長く生き残るにはどうすればよいか。
今回はこういうことについて考えてみたいと思います。
仕事をつくる
チームの中で新しい仕事を作り、自分がチームに入ってから良い方向へと進むようにしないといけません。
慣れてくると、目の前の仕事をこなすようになり、仕事をするだけになってしまいます。(最近の僕はそうでした。)
新しい理学療法士の方がチームに加わってから、外部とのコミュニケーションを含めチームが良い方向に進んでいると横で見ていて感じています。
具体的にどういうことをすればいいかと言うと、
周りが困っていることを率先して行う。
または、新しく仕入れた情報をチームに取り入れれないか提案してみる。
自分の労働環境を良くするのではなく、選手やチームの環境を良くすることを考え、提案することが大切。
初めは「手が回らないから、あなたに頼む。」ということでも、日が経つうちに自分の仕事になっています。
そういったチャンスを逃さないよう、日々アンテナを張らないといけません。
隣の人とは差別化を図ること
この人は何か違う。と思ってもらえるように、些細なことでも違いを出さないといけません。
外国人としてチームで働く以上、ドイツ人と同じ能力だと、ドイツ人を雇えば良いとなってしまいます。
メディカルトレーナーとしての仕事で例えると、テーピングを巻くにしても、治療をするにしても、ドイツ人と同じように言われたように業務を行っていては差別化を図れません。
ちょっとしたアレンジを加え、相手の期待を少し超えるよう心掛けることも大切だと思います。
今シーズン新たなスタッフも増え、日本人の強みとして感じることは、気配りができるということです。
「これは私関係ない。」とドイツではハッキリ言うように、
これが日本のチームだったら、もっと楽に仕事できるんだろうなと思うことも度々あり、そういった面から日本人の強みを改めて感じました。
自分が仕事を抱え過ぎないようにコントロールすることも大事ですが、
「お、ちょっと違うな。」
と感じてもらえるように隣の人と差別化を考えなくてはいけません。
まとめ
自分にしかできない仕事、任されている仕事、もちろん相手のニーズを把握した上でですが、チームの中で外国人として働くには、仕事をつくることが大事だと改めて感じることが多いです。
フランクフルトの感染拡大を受けて、今日の試合は無観客での開催が決まりました…