ドイツの理学療法士の平均給料はどのくらいなのでしょうか。
今回はその内容に迫っていきます。
理学療法士の給料平均額がネットで見れる!?
ドイツ人の平均給与額を見れるサイトGehalt.deがあります。
理学療法士(Physiotherapeut)で検索すれば平均2487~3019€。
日本円に換算すれば額面で約28万~36万という結果になります。
手取り額は1700€~2000€(日本円で21万~25万)ぐらい。
生活費は日本よりドイツの方が安く税金は高いです。
税金に関しては独身か既婚、子持ちの有無によって変動します。独身が一番高いです。
独身、手取りで1700€あれば生活費は十分賄えて貯金もできます。
2人で計算すると家賃を抑えられれば問題なく生活できます。
ちなみに日本ではマイナビ情報によるとボーナスも含めて平均28万だそうです。
平均額に収まらない人もいますがドイツの方が給料は少し高いといったところでしょうか。
数人のドイツ人から聞いた話ではドイツの理学療法士の初任給は2200€前後と言っていました。
場所によっては高い所もあれば、安い所もあるそうです。
ドイツには継続研修の制度があり、理学療法士を取得後に仕事をしながら週末学校に行く人も多いです。
スポーツ理学療法、スポーツテーピング、リンパドレナージュやマニュアルセラピー、オステオパシーは良く聞きます。また、開業するならレセプト等の開業するのに必要な研修もあります。
修了書があれば資格が増え、追加で保険請求できるようになるので、給料が上がるシステムです。
研修費も職場によっては援助してくれるところもあります。
日本も認定制度を取り入れていますが、認定資格を持っていても給料に反映することは少ないと思います。
システム化の面ではドイツの方が進んでいるように感じます。
平均額を知ったうえで給料交渉に挑む
相場を知って給料交渉に挑むのと全く知らないのとでは雲泥の差が。
僕の働く時間と給料はドイツ人からしてみると少ないと言われます。
祝日にチームの練習があったときに、ドイツ人理学療法士から休日手当は貰うのかと聞かれたときがありました。僕は貰ってませんがドイツ人は貰っていました。
というより、そういう存在を知りませんでした。
ドイツ人から聞いた話によれば…
ドイツ人経営のレストランは祝日の時給が2倍になるとか。
家族と過ごすための休日に働くということは宗教上あまり良しとしない印象があります。
そういう事象もあり、土・日・祝に働いているのは移民の人たちだったりします。
日本でも同じように日本人が好まない仕事は外国人がやっていたりすることもあるのではないのでしょうか。
日本の外に出て気づくことは、日本人も似たようなことしてるといいうこと。
やりたくない仕事を外国人に当てる、言葉ができない、発音が変など笑っているのが気になるようになりました。
ドイツで自分自身が当事者になり苦い経験をしているので余計に。
話が逸れましたが、知らないということは損しているということ。
知らず知らずいいように使われることも多いので相場を知るというのは大事だと最近つくづく思います。
まとめ
理学療法士の平均は2487~3019€。
追加資格で給料も上がるのは資格取得後もモチベーションになりますね。