今日は専門的な話になります。
オーソドックスな足首を外側に捻じらないように固定するテーピングのお話。
日本人とドイツ人が巻く足首のテーピングに違いはあるか
僕の見てきた範囲ではホワイトテープで足首に巻くテーピングに大きな違いはありません。
テーピングを巻く量が多いなとは印象としてあります。
イメージはこんな感じです。
Sprunggelenk TapeBei diesem Tape wird gezeigt wie das Sprunggelenk bandabiert wird um eine Seitbewegung in Pro- oder Supination zu vermei...
くるぶしから始まり、足裏を通って反対側のくるぶしまで巻くスターアップ、足首の後ろを通るホースシューはどの場合も行われています。
テーピングの巻き方 基礎 | テーピング基礎講座 | バトルウィン™テーピングの基本となる巻き方や専門用語など、テーピングの基本的な巻き方をご紹介いたします。詳細はこちら
足首をしっかり固定するのに、その2つは必ず必要という事がわかります。
その後、ドイツ人は足裏の土踏まずを下からサポートテープを行う印象が多いです。
ドイツ人がヒールロック(踵の骨を固定するテーピング)を行うのはまだ見たことがありません。
僕がドイツに来る前にテーピング等違いはあるのかと思っていましたが、スターアップやヒールロックは従来通りです。
しかし、人によっては巻き方も多少バラつきがあり、症状によっては変わるのは事実です。
僕は日本の教科書通りのテーピングを行います。
場合によってはテーピングの数を減らしたりもしますが基本的には同じです。
他に違いはあるのか
違いがあるとすれば強さです。
僕が従来通りテーピングを巻いても、強いと言われることは少なく、もう少し強くしてほしいと言われることが多い印象です。
もちろん技術的な問題もありますし、選手が足首をしっかり固定してくれないと必然的に弱くなってしますので要因は一つではありませんが僕の問題であることも確かです。
他の人のテーピングは私には強すぎるという人もいるので、外国人は強く巻く傾向にあると思います。
そこはコミュニケーションを取ってお互いに良い物を作っていければいいのですが…
日本でテーピングを勉強した際は、アンカーテープはくるぶしの指3本くらい上を巻くのを学びました。
強度を上げたい場合はアキレス腱と腓腹筋の境目くらいにアンカーテープを巻くと練習中でもテーピングが緩むのが軽減されます。
一度試してみる価値はあると思います。
日本人が勝ると思う部分
丁寧さかつスピード。
教育の違いもあり比較は難しいですし、ドイツ人にも丁寧にかつ早く巻ける人はいます。
器用さという部分では同じ量・時間を練習すれば日本人のほうが上達は早いと思います。
その部分を活かし、どう生き残るのかが何事も勝負の分かれ目になりそうです。
まとめ
今回は、日本人とドイツ人が巻く足首のテーピングに違いはあるかという事に焦点を当てました。
こんな巻き方ある?と思うような巻き方をしている人はあまりいません。
探したらいるかもしれませんというレベルです。