こんにちは。
ブンデスリーガで働くoma_toshiです。
身体に関わる仕事をして約8年が経ち、つくづく実感している事を紹介します。
ドイツで(日本でも)トレーナーとして大事なこと、①コミュニケーション
大事なことは自分の考えを伝え、相手の考えを聞くということです。
ドイツでも日本でも体に関わる仕事は特にコミュニケーションが求められます。
具体的にどんなコミュニケーションが求められるか書いていきます。
チームスタッフとのコミュニケーション
監督、コーチはもちろんのこと事務員やオーガナイザーも含めてです。
監督・コーチとは選手の状態についての話し合いが多く、
・ケガをしていると、あとどのくらいで治るのか?
・病院に行く必要があるのか?
などを話します。
話をするときは、
今はこういう状態だから、まだ時間が必要だと思う。
など理論づけて話した方が相手が理解しやすいです。
そして、仕事の方向性が監督の考えているものと合っているか等の意見を聞くことも大事だと思います。
現状、働いているチームがそれほど大きくないので可能な事かもしれませんが、選手よりもスタッフとのコミュニケーションがとても大事だと感じます。
選手とのコミュニケーション
日常的に選手とコミュニケーションを取ること。
選手が聞いやすい、言いやすい環境を作っておくことはとても大事。
ここに関しては僕も課題が山済みで、
あの場面、声を掛けとけばよかったかな…
なんて思うことは山ほどあります。
ケガをした選手に対しては
・今の状態、あとどのくらい期間が必要か、どうやったら早く良くなるか。
など数字・客観性も含めて話します。
大事なことの1つとして、「あなたはどう思うか?」という質問もよく行います。
人によっては「わからない!」と言われることもありますが、選手も自分で考えていることが多いのでしっかりと聞いて理解することも大事だと思います。
ドイツ語で強い口調で「わからない!」と言われると、ガラスのハートを持っている僕は心がポキッと折れます…
ドイツで(日本でも)トレーナーとして大事なこと、②治療技術
自分にしかできないことをする。
周りがドイツ人だと特に感じます。
僕の状況だと、他の人が治療した時よりもたくさん走れる・痛みが無い。などです。
治療技術が高い人はドイツにも沢山いますが、チーム全体をオーガナイズしながらいかに力を発揮できるのかというのがチームスポーツで働く上では大事になってきます。
技術がある人ほど、チームでの勤務ではなく個人で治療院を経営している印象があります。
スポーツトレーナーとして働くのならば、コミュニケーション>治療技術のバランスなのかなと思います
まとめ
スポーツトレーナーとして働くのに大事なことは
・コミュニケーション
・治療技術
その中でも特にコミュニケーションが大事になると思います。