マッサージ、治療中に使えるドイツ語フレーズ Part 2

Part 1から随分と時間が経ちましたが、今回は続編のPart 2です。

 

マッサージ、治療中に使えるドイツ語フレーズ Part 1
つい最近、ドイツ語レッスンでマッサージ、治療中に使えるドイツ語フレーズを教えてもらいました。これまではそれなりの単語を並べて会話をしていましたが、もう一度見直すというのはとても大事なことだと気づきました。というわけで、今回はマッサージ、治療...

 

Part 1は主にマッサージを始める前や、マッサージ中に相手の身体を操作したいときに使える言葉でしたが、今回は相手の状態を聞く簡単な質問を紹介します。

 

※ここでは敬称は使用せず、文法の説明は割愛します。

 

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痛みについて深く聞くときのフレーズ

・Wo hast du die Schmerzen?

・Wo tut es (Dir) weh?

「どこが痛いですか?」

 

・Wann hast du die Schmerzen?

「いつ痛いですか?」

 

・Seit wann hast du die Schmerzen?

「いつから痛い?」

 

・Wie ist den Schmerz?

「どう痛いですか?」

 

Es zieht, es brennt, es sticht.

「引っ張られるような、焼けるような、(鋭利なもので)刺すような。」

他にも表現はありますが、身近ではこの3つをよく聞くことが多いです。

 

どう痛い?と聞いても相手が返答に困る場合もあるので、

 

そのときはこちらから、zieht?, brennt?, sticht?, wie Muskelkater?(筋肉痛の様?)

 

といった具体的に聞くことも多かったり、それでも「わからない。」「難しい。」といった答えも返ってきます。

 

痛みの状態を確認することは、急性や慢性、筋肉系、神経系、内臓系など大まかに振り分けることができるので、確認するようにしています。

 

・Kannst du (die Schmerzen) provozieren?

「痛みを誘発できますか?」

 

いくつかの質問するときには、すでに治療ベットに座ったり寝ていたりする方が多いので実際に動いて痛みを誘発して欲しい時に使っている言葉です。

 

オープンな質問をするときのフレーズ

・Wie kann ich dir helfen?

「何か手伝えることがありますか。」

・Erzähl mal (bitte).

「何があったか話してみて。」

 

これまで紹介したフレーズはクローズな質問で、Ja,Nein(はい、いいえ)であったり、返答を限定した質問でしたが、相手に自主的に話して欲しいときに使うことがあります。

 

 

こういったフレーズは日常でもよく使われていて、その場の状況によって質問の趣旨が変わります。

 

例えば、

道に迷っている人に、「何か手伝えることがありますか。」と質問すれば、目的地までの行き方を聞かれるでしょう。

落ち込んでいる人に、「なにがあったか話してみて。」と質問すれば、相談に乗ることになるでしょう。

 

こういう質問をする場合、その場の状況、相手との関係性、さらに相手の主張を解釈して深掘りしていかないといけないので、ドイツ語での会話に慣れていないと少し難しいかもしれません。

 

しかし相手に主導権を持って話してもらえば、今まで知らなかった言葉や表現に触れる機会にもなるので是非試しで使ってみてください。

まとめ

今回はオーソドックスな質問から、少し応用をきかせたものも紹介しました。

 

実際に使ってみて相手の反応を見ながら、どの場面ではどんなフレーズが良いのかトライ&エラーを繰り返すことが大事なので、恐れずに試してみてください。