外出が制限されて4週目に入りました。15日(水)に州政府と連邦政府で来週以降の処置を話し合うことになっています。
ドイツの法律でややこしいのは州が政府よりも強い力を持っていることです。
ということは州によって異なることもあります。実際、隣の州は飲食店の営業は禁止になった時期も、僕の住んでいる州は時短営業でした。
ですので、住んでいる州の情報を手に入れないといけません。
ヘッセン州では現在の情報に関して、フランクフルト日本国総領事館がメールで知らせてくれます。
ちなみに、ドイツサッカーブンデスリーガは17日(金)に今後のリーグ戦についての話し合いが行われることになっています。
外出制限もだんだんと慣れてくる
ここ1週間ほど、外から子どもの声が聞こえたり、公園で日光浴をしている人がいたり、人が集まっている光景を見るようになりました。
気温が上がったこと、イースター期間が重なったこともあるでしょう。
外出制限が要請された直後はスーパー以外で人を見かけない日もありました。
しかし、時が経つにつれて外出している人を見かけるようになり、慣れて気が緩みだしたのかなと思うようになっています。
買い物中も距離をキチンと保つ人もいれば、気にせず近くを通る人もいるので自分が注意を払わないといけません。
仕事をしている人もいる
身近なところでは医療機関で働く人や、スーパーや薬局など生活に関わる仕事は現在も動いています。
その他には容器を作ったり、倉庫での仕事などストップしていないものもたくさんあります。
経済がストップしているものもあれば、活性化して儲けている分野もあります。
近くのスーパーでは、トイレットペーパー8ロールで500円弱という破格な値段で売り始めました。(普段は12ロール300円弱)
値段を見たときに「こんな時に高くする?」と思った反面、必要なものを高くするのは間違っていないなと納得してしまいました。
普段は安く雇われている人達の賃金も上がればよいなとも思います。
良い面も悪い面も
健康に気をつける、手洗いを行うなどの良い面もあれば、アジア人を差別するという悪い面も現れます。
「買い物に出れなかったら代わりに買い物へ行きます。」という助けを差し伸べる人もいます。
街中でもマスクする人、手袋をする人をたくさん見るようになりましたが、ゴミを捨てる人もいます。
ドイツに来てからプラスティックゴミ問題について知る機会が増えましたが、それでも道にごみを捨てる人がいるので少し残念でした。
まとめ
来週以降、規制が緩和されるのか、継続なのか、厳しくなるのか、どう転ぶかわかりません。
一度規制をすると解除したときに増える可能性もあるので、どの基準を指標にするかは非常に難しいです。