フランクフルト食品メッセ(Ambiente)に行った感想

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メッセの中でも規模最大の食品メッセ

毎年2月中旬にフランクフルトで食品メッセ(Ambiente)が開かれます。

フランクフルトで開かれる大きなメッセ
・食品メッセ
・車のメッセ
・本のメッセ
会場も10会場以上、会場によってはバス移動のところもあり、1日ではとても回り切れない大きさです
 
メッセとは?
 
見本市のことです。
各メーカーが商品を展示し、企業相手に商談をします。
基本的には個人で購入はできません。
 
食品メッセにはどういう企業が参加しているのか?
グラス、食器、包丁のメーカーが特に多いです。
エプロンや水筒、コーヒー、雑貨なども会場ごとに展示されています。
 
日本製品は刃物分野で優れているので包丁のメーカーが多く出店していました。
 
何日間開催されるのか?
 
2019年は4日間開催されました。
最終日は昼以降片付けに入るので実質3.5日といったところでしょうか。

企業によって商品の見せ方が違う

商品を売るにあたってとても大切なことです。

今回初めてメッセにいきましたが会場が大きすぎて商談相手となるお客さんが素通りすることが多くなります。

立ち止まって、いかに目を止めてもらうか。
が重要となってきます。
 
ブースの場所も重要で人の行き来が激しい場所には名前も知れた有名食器やグラスの店が数多くありました。
 
宣伝方法も企業によって様々で、
パフォーマンスの一環として映像を取り入れているところ。
グラスメーカーならグラスを定期的に拭く係員もいました。
 
本気度が違いました。
 
そのなかでも残念だと感じた企業は、
お皿を展示するにしても証明にムラがあって影ができていたり、棚の中に商品を展示していて証明が当たっていなかったり。
 
企業が推す商品をPRできていないブースもありました。
 
日本企業ブースに比べると海外企業ブースの展示方法はとてもシンプル。
一目で何を売っているのかわかるように展示しているのが多い印象。
調理器具の企業は特大サイズのイタリアンシェフの写真が飾ってありました。
 
想像よりもたくさんの日本企業が出店していました。

メッセ見学から学んだこと

良い物を提供していても見せ方ひとつで180度変わってしまうこと。

どんなけ良いものを提供してようが商品として買ってもらえるお客さんがいないと意味がありません。
人に見られて、売り上げることで社会的価値を認められます。

それはどの世界にも当てはまることだと強く感じました。

違う世界を見ることで自分の世界も見え方も変わるということも実感しました。
ドイツにいることで日本の良い所・悪い所が見えてくるのと同じで、違う分野の世界を見ることでまた新たな発見が生まれるようになります。

客観視するという意味でもまだまだ踏み入れたことのない分野に興味を持ってチャレンジしていきたいと感じた初めてのメッセでした。