ドイツ女子サッカー、試合当日のスケジュールと業務の紹介

今回は試合当日のスケジュールとメディカルスタッフとしての業務について紹介します。

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ドイツ女子サッカー、試合当日のスケジュール

14時から試合の場合

時間スケジュール
12:30審判員、チーム到着
13:00~13:45ウォーミングアップ
13:56選手入場
13:58コイントス
14:01キックオフ

当日はこの様な流れで進んでいます。

テレビ中継があればマイクを付けた係員が

あと1分で入場

など、スタッフや審判員に指示します。

女子ブンデスリーガに所属するチームの殆どがホーム試合の時は、スタジアム集合になるので12時半ごろには集合しています。

アウェー試合の時はホテルに前泊し、ホテルからバスで直接スタジアムに向かいます。

男子ブンデスリーガの場合は、ホーム&アウェー試合共に前泊するので当日はホテルから直接向かいます。

ドイツ女子サッカー、試合当日の業務

メディカルスタッフとしてだけでなく、その他試合準備も率先して行います。

時間スケジュール業務
11:30~①,②,③
12:30審判員、チーム到着④,⑤
13:00~13:45ウォーミングアップグラウンドで待機
13:56選手入場
13:58コイントスベンチで待機
14:01キックオフベンチで待機

①当日使うボールの空気が十分か確認し、不十分なら空気を入れる。

②試合に必要な物品をすべて台車に乗せます。

選手が台車を使って倉庫から更衣室まで運びます。僕は台車に必要なものを詰め込むだけです。

水、ボトル、スピーカー、ドクターが使う物品などです。

③自分が使う物品や治療用ベットなどは先に運びます。

④氷の準備

⑤テーピング等、試合に向けた選手の処置

試合開始直前はこの様なスケジュールで動いています。

試合開始後はケガなど、何か起きたときに対応できるようにベンチで準備しています。

まとめ

試合直前はあまり時間が無いので選手がスタジアムに到着するころには、自分の仕事がいつでもできる状態にしています。

僕の行動を理解している選手は先にテーピングなどの処置を受けるため、集合よりも少し早く来る選手もいます。

何事も準備が大事。準備でリズムが狂うと試合にも影響を及ぼしそうな気がするので準備から気持ちを入れて行っています。