スタッフとして3年目に突入し、心境の変化とともに求められることも変化しました。
トレーナーとしてチームで働くうえで求められることについて今回は記事にしたいと思います。
がむしゃらに過ごした1年目
1年目は毎日のようにチームに関わっていました。
ドイツに来て初めてのプロチームだったこともあり、目の前の課題に必死になりました。
当時のドイツ語もまだまだ足りないこともあり、とりあえずチームでできる事は率先して行い、負けない何かを作らないといけないと思っていました。
ワーホリを利用した年ということもあり、目の前の頑張りが次のステップである就労ビザへの道が切り開けるものだと信じ突き進みます。
選手からの評判も大事だと思い何か嫌われないように作業をしていたのかもしれません。
1年目は目の前のことしか見えていなかったという感じでした。
心境の変化が表れてきた2年目
就労ビザを取得できたので日本食レストランで働く日数が多くなりました。
毎日働いていた1年目に比べると担当は練習担当日は週2回となり、仕事の環境に慣れるまでは体力的にキツイ日もありました。
チーム内の人事の変更、担当チームも少し変動があったので求められることも変わりました。
特に、選手が今どういう状態なのか、状態が良くなるにはどの位時間が必要か、どうしたら良くなるのかについて意見を求められることが1年目よりも増えました。
求められることが急に変化したので戸惑いがあったと同時に、今まで見過ごされていたのかと痛感。
言葉に問題がある分、いろいろな人に助けられていたことを実感されられた1年でもありました。
選手とのコミュニケーションだけでなく、監督やコーチとのコミュニケーションはとても重要なことに気づかされました。
一般社会で求められる報・連・相がチームでも求められること。それもできるだけ詳細に情報共有することがチームで働く1人としてできないと、今後必要とされなくなると思いました。
少しづつ周りが見えてきた3年目
この2年に比べて足らない物品を発注するなど事務的な作業も増えてきました。
監督・コーチとのコミュニケーションは引き続き重要なことはもちろん、
2年目に比べてより多くの意見を求められるようになりましたし、組織をオーガナイズする意識はさらに増しました。
薬の知識などまだまだ必要とされるものはあるので、周りの助けを借りながら7月より3シーズン目が始動しました。
今シーズン終了後にはまた新しい景色が見えると思うと楽しみです。