欧米人と比べると日本人は手先が器用と言われます。
不器用なんだけど…
なんて僕は以前から思っていましたが、ドイツに来てみると案外ドイツ人は雑なんだなと思うこともしばしば。
つい先日、知人が日本人の手先が器用な理由についてふと納得できたので実例を共に紹介していきます。
なぜ日本人は手先が器用?生活習慣から見るドイツ人との違い : 日本人編
箸を使ったり、漢字を書いたり、生活の中で手先を使う事が多い!
これによって手や指先の感覚が研ぎ澄まされていきます。
子どものころ箸を使って豆を掴む競争とかしませんでしたか?
漢字の勉強、テスト勉強だと言って手が動かなくなるまで書き続けませんでしたか?
そう!それが大いに影響してると思われます。
さらに、
日本語でよく使われる語彙数は、ひらがな、カタカナ、漢字を含め約3000文字と言われています。
無意識で約3000文字を操っているので手先のバリエーションも増えます。
日本人の中でも手先の器用さは個人差がありますが、欧米人とは比べ物にならないでしょう。
なぜ日本人は手先が器用?生活習慣から見るドイツ人との違い : ドイツ人編
食事はナイフとフォーク、書き物はアルファベット、生活の中で手先を使うという事が少ない。
ドイツ語のアルファベットは30文字で、その中から組み合わせて文章を作ります。
食事にはフォーク、スプーン、ナイフを使い、料理をするときにもトングを使うことが多いでしょう。
日本人のように寿司のシャリを握ったり手先の器用さが求められるような料理も少ないです。
生活の中から手先の器用さが身について大きな差になっていくと考えられます。
仕事仲間をみていて感じること
指先の繊細さは日本人が優れていると感じます。
職業柄マッサージをすることが多いのですが、マッサージ中には場所や強さ、刺激の深さを意識しています。
仕事仲間の多くは明らかに強いだろう、もう少し場所にもこだわった方が良いのでは?
と主観ですが思うこともしばしばあります。
また、テーピングを巻くのも時間がかかる印象です。
まとめ
生活習慣から考えると圧倒的に日本人のほうが手先が器用です。
日本人は職人気質で細部にまでこだわる人も多いので技術職は欧米人に比べると向いているのかもしれません。
しかし、何かを判断するリーダーのような仕事は欧米人には向いていると思います。
良くも悪くも感情に左右されない判断をするのは日本人にとって不得意と感じる事が多いからです。
人それぞれ個人差はありますが、生活習慣から見た手先の器用さについて考えてみました。
昨日は初めてアイントラハト・フランクフルトにお邪魔し、これがプロの施設かと感動しました。